- 新卒採用成功ナビTOP
- 新卒採用のノウハウ
- 自社の採用ホームページとナビサイトのコンテンツを差別化するには?
自社の採用ホームページとナビサイトのコンテンツを差別化するには?集める/広報する
自社の採用ホームページとナビサイトのコンテンツを差別化するには?
当社では、毎年リクナビ等のナビサイトを活用するとともに、自社ホームページにも採用ページを設けております。
基本的な情報をナビサイトに全て掲載しているため、自社の採用ページにはどんなコンテンツを用意し、差別化すべきか、部署内で検討しているところです。
多くの学生に当社のことをより深く知ってもらうため、自社ページにはどのようなコンテンツを用意すべきでしょうか。
( サービス業/従業員規模 500~1000人未満/採用業務経験 3~5年 )
ナビサイトは水平、自社ホームページは垂直に使われるのが基本です
ナビサイトと自社の採用ホームページ。
学生はそれぞれにおいて、どのような情報をどのように得ようとしているでしょうか。
まず、そのスタンスの違いを再確認することから始めたいと思います。
学生がナビサイトのコンテンツを利用する一番の目的は、「企業を探して比較すること」 です。
それゆえナビサイトは企業探しに役立つように設計されており、企業から企業へと水平に動きやすいように設計されています。
例えばナビサイトの企業紹介ページは、どの企業についても同じ構成でデザインされています。
「自社の行っている事業の説明」 → 「自社の魅力の説明」 → 「仕事(職種)の説明」 → 「先輩社員の選社理由」 → 「会社データ」 といった具合です。
ページの終わりには、「同じ企業を注目している人が合わせて注目している企業」の一覧も掲載されています。
学生はそれらのデザインに沿って企業を探し、比較し、選ぶ作業をおこなっています。
つまり、ナビサイトに掲出している情報は、同じ場所にある他社の情報と比較されると考えることが必要です。
もちろんブログなど、単なる比較だけに終わらない、担当者ならではの人間味や自社ならではの個性を打ち出せるコンテンツも増えています。しかし大局的に見た場合には、ブログであってもナビサイトに掲出している以上、他社との比較という性質から逃れることはできないでしょう。
そこで、ナビサイトにおける発信情報は、他社と比較されることを前提に、応募先として安心感を与えられる情報が有効だといえます。
会社データを中心とした企業理解に関するトピックや、ナンバーワン、オンリーワンに関するトピック、働きやすさに関するトピックなどがまさにそれにあたります。
そして学生は、ナビサイトで比較して選んだいくつかの候補企業から、個社毎に仕事のやりがいやキャリア形成についてさらに具体的な情報を得ようとします。今後長い時間を過ごす生活の場として候補先の企業が本当に自分に合っているかどうか、今度は(相対的ではなく)絶対的な基準で判断するためです。
説明会に申し込んだり、自社ホームページを読み込んだりする行為がそれにあたります。
今度はナビサイトとは異なり、水平に何社も比較するのではなく、一社を垂直に深掘りするのです。
例えるならば、ナビサイトは集団お見合いの場、自社ホームページは集団お見合いの会場を出て何人かの候補者に個別に会ってみる場だといえます。
では個別に会いに来てくれた学生に、どのような情報を提供するのが効果的でしょうか。
ここからは私の個人的な見立てにもなりますが、自社ホームページでは、他社との比較ではなく自社への共感を深めることを目的にするとよいと思います。
そのためには(比較のために)簡潔に箇条書きのように情報発信するのではなく、自社で働く人の思い、情感や空気感も十分に含めてストーリー的に情報発信するとよいと思います。
扱うトピックとしては以下のようなものがおすすめです。
これらは自社や自社の社員としての独自性が高く、他と比較しづらい情報だからです。
●DNA、社風理解に関するトピック
(創業者の言葉やクレド、伝統的な社内用語など)DNAや社風を伝えるものの説明および、それが具現化された時の具体的なエピソード。
●ビジネスモデル・職種理解に関するトピック
自社が社会にどのような価値を創出して利益を得ているかという情報。
ただし、ただ「○○をつくっている」というような説明ではなく、「私たちのつくった○○が、□□□□の役に立っている」というように、社会に創出している価値についての説明を具体的な仕事のエピソードを交えておこないます。
特にBtoB企業は、「お客さまのお客さま」レベルまで含めて価値の創出を説明しましょう。
職種説明の場合も同様に、単にどんな作業をしているかを発信するのではなく、どんな価値を創出し誰の役に立っているかという観点で、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。
●働きがい・仕事理解に関するトピック
学生がサイトを読みながら仮想体験できるような、社員の個別具体的な仕事のエピソード。
また、自社のホームページは、採用情報以外の情報も充実させることができます。
それら採用以外の情報コンテンツにもリンクさせる工夫を施し、上手に連携する事で多くの自社情報を巡回させ、理解を深めさせることが可能です。自社をどんどん垂直に深掘りしてもらえる工夫を考えてみるとよいでしょう。
自社ホームページで自社だけを見つめてもらっている時は、学生とぐっと距離を縮めるチャンスです。
恋愛でも、せっかくお見合い会場を抜け出したのに、まだ他人のことを気にしているようではフラれてしまうでしょう。
多数対一のお見合い会場を抜け出して個別に会いに来てもらえた後は、自社らしさを最も理解してもらえる多様な情報を用意し、全力でぶつけてみることが大切だと思います。
実現方法は今回ご紹介した以外にもたくさんあると思いますが、上記の整理法を参考にしていただけたら幸いです。
ナビサイトと自社の採用ホームページ。
学生はそれぞれにおいて、どのような情報をどのように得ようとしているでしょうか。
まず、そのスタンスの違いを再確認することから始めたいと思います。
学生がナビサイトのコンテンツを利用する一番の目的は、「企業を探して比較すること」 です。
それゆえナビサイトは企業探しに役立つように設計されており、企業から企業へと水平に動きやすいように設計されています。
例えばナビサイトの企業紹介ページは、どの企業についても同じ構成でデザインされています。
「自社の行っている事業の説明」 → 「自社の魅力の説明」 → 「仕事(職種)の説明」 → 「先輩社員の選社理由」 → 「会社データ」 といった具合です。
ページの終わりには、「同じ企業を注目している人が合わせて注目している企業」の一覧も掲載されています。
学生はそれらのデザインに沿って企業を探し、比較し、選ぶ作業をおこなっています。
つまり、ナビサイトに掲出している情報は、同じ場所にある他社の情報と比較されると考えることが必要です。
もちろんブログなど、単なる比較だけに終わらない、担当者ならではの人間味や自社ならではの個性を打ち出せるコンテンツも増えています。しかし大局的に見た場合には、ブログであってもナビサイトに掲出している以上、他社との比較という性質から逃れることはできないでしょう。
そこで、ナビサイトにおける発信情報は、他社と比較されることを前提に、応募先として安心感を与えられる情報が有効だといえます。
会社データを中心とした企業理解に関するトピックや、ナンバーワン、オンリーワンに関するトピック、働きやすさに関するトピックなどがまさにそれにあたります。
そして学生は、ナビサイトで比較して選んだいくつかの候補企業から、個社毎に仕事のやりがいやキャリア形成についてさらに具体的な情報を得ようとします。今後長い時間を過ごす生活の場として候補先の企業が本当に自分に合っているかどうか、今度は(相対的ではなく)絶対的な基準で判断するためです。
説明会に申し込んだり、自社ホームページを読み込んだりする行為がそれにあたります。
今度はナビサイトとは異なり、水平に何社も比較するのではなく、一社を垂直に深掘りするのです。
例えるならば、ナビサイトは集団お見合いの場、自社ホームページは集団お見合いの会場を出て何人かの候補者に個別に会ってみる場だといえます。
では個別に会いに来てくれた学生に、どのような情報を提供するのが効果的でしょうか。
ここからは私の個人的な見立てにもなりますが、自社ホームページでは、他社との比較ではなく自社への共感を深めることを目的にするとよいと思います。
そのためには(比較のために)簡潔に箇条書きのように情報発信するのではなく、自社で働く人の思い、情感や空気感も十分に含めてストーリー的に情報発信するとよいと思います。
扱うトピックとしては以下のようなものがおすすめです。
これらは自社や自社の社員としての独自性が高く、他と比較しづらい情報だからです。
●DNA、社風理解に関するトピック
(創業者の言葉やクレド、伝統的な社内用語など)DNAや社風を伝えるものの説明および、それが具現化された時の具体的なエピソード。
●ビジネスモデル・職種理解に関するトピック
自社が社会にどのような価値を創出して利益を得ているかという情報。
ただし、ただ「○○をつくっている」というような説明ではなく、「私たちのつくった○○が、□□□□の役に立っている」というように、社会に創出している価値についての説明を具体的な仕事のエピソードを交えておこないます。
特にBtoB企業は、「お客さまのお客さま」レベルまで含めて価値の創出を説明しましょう。
職種説明の場合も同様に、単にどんな作業をしているかを発信するのではなく、どんな価値を創出し誰の役に立っているかという観点で、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。
●働きがい・仕事理解に関するトピック
学生がサイトを読みながら仮想体験できるような、社員の個別具体的な仕事のエピソード。
また、自社のホームページは、採用情報以外の情報も充実させることができます。
それら採用以外の情報コンテンツにもリンクさせる工夫を施し、上手に連携する事で多くの自社情報を巡回させ、理解を深めさせることが可能です。自社をどんどん垂直に深掘りしてもらえる工夫を考えてみるとよいでしょう。
自社ホームページで自社だけを見つめてもらっている時は、学生とぐっと距離を縮めるチャンスです。
恋愛でも、せっかくお見合い会場を抜け出したのに、まだ他人のことを気にしているようではフラれてしまうでしょう。
多数対一のお見合い会場を抜け出して個別に会いに来てもらえた後は、自社らしさを最も理解してもらえる多様な情報を用意し、全力でぶつけてみることが大切だと思います。
実現方法は今回ご紹介した以外にもたくさんあると思いますが、上記の整理法を参考にしていただけたら幸いです。