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立場のある社員が学生とLINEでやり取り。これってアリ?動機づける/内定フォロー
立場のある社員が学生とLINEでやり取り。これってアリ?
新卒採用でリーダーを担当しています。
内定者フォローの中で疑問に思うことがありましたので、ご相談させていただきます。
先日、内定者懇親会を行いました(内定者は約50名)。
一次会のあと、人事部長(役員)が内定者を10名連れて二次会に行ったようです。
翌日、その話と、その場にいた内定者3名の方とLINEのアカウントを交換し、個別にやり取りをしているという話を聞きました。
フレンドリーな上司なので、内定者と個別につながってフォローすることも大切だと考えているようです。しかしながら、立場や役職のある方でもあるため、私としては個別にやり取りするのはよろしくないのではないかと感じています。
例えば他の内定者に知られたら、「ひいきしている」といった誤解もされかねません。
上司に話をしてみたのですが、「なにがいけないの?」と思っているようです。
このような状況は実際のところどうなのか、教えていただけたら嬉しいです。
( 情報処理業/従業員規模 300~500人未満/採用業務経験 6~9年 )
LINEなどのSNSのオフィシャルな利用はもはや当たり前に。
「禁止」ではなく、ガイドラインを設けましょう。
言うまでもありませんが、LINE、FacebookなどのSNSは数千万人の会員を得て、すでに電話やメールなどと同等のコミュニケーションツールとなっています。また、日常のビジネスコミュニケーションにおいても、使われることが増えています。
私もLINEやFacebookを用いて、社内外の人と仕事の話をすることがあります。
採用活動においても、担当者と学生がLINEでやり取りをするのは珍しいことではありませんので、内定者と個別にLINEを使って連絡を取り合っているという人事部長の行為が「即NG」とは言えない時代になってきていると思います。
ですから、人事部長にSNSでの接触を「なんとかやめてもらう」のではなく、「適切に使ってもらう」ように促してみてはいかがでしょうか。
例えば今回の場合、内定者の「一部」と限ってLINEによるやり取りしているということですが、それは、懸念されるような「ひいき」ではなく、「たまたま」かもしれません。
しかし、仰る通り「ひいき」と誤解されてしまう可能性はありますので、人事部長がどこかの場で内定者「全員」に対して、「ぜひ友達申請してください」「いつでもFacebookにメッセージを送ってきてください」などと伝えておくというのはいかがでしょうか。
その際、個人的には、プライベート性が高い(アカウントを教えないとつながることのできない)LINEよりも、氏名さえ分かればつながることができるFacebookでのやり取りのほうが、現時点では適切ではないかと思います。
あとは当たり前のことですが、(採用活動に限らず)SNSのリテラシーを高めるよう、プライバシー事項の扱い方、掲載してよいこと悪いこと、採用ブランドを下落させないための使い方のガイドライン(例えば、当人のキャラにもよりますが、スタンプを多用する採用担当者が学生にどう見えるのか)など、注意事項や過去のSNSによるトラブル事例などの告知を徹底していくことが重要だと思います。
このように、「禁止」するのではなく「使うことを前提」として、リスクを排除し、効果を高めるような教育をおこなうべきではないでしょうか。
ちなみに、採用担当者は多くの学生に会いますので、説明会やイベントなどに参加する都度、「友達申請可」ということを表明していくことで、瞬く間につながりの輪が広がります。
そういう意味では、むしろ積極的にSNSの活用を試みることをおすすめします。
私の知人の採用担当者も、意識的に活用することで数千人のフォロワーを得ることができ、自社の採用イベントなどを告知する際の広報力や集客力をあげることができています。
当然ながら、採用担当者個人のコミュニケーションスキルや人としての魅力によって成果は変わりますが、「学生が、(学生にとっては自社の顔である自分を)フォローしようと思うかどうか」も、自らの採用活動がうまくおこなえているかどうかのフィードバックの一つだと考えて、臆せずどんどん実践してみてはいかがでしょうか。
「禁止」ではなく、ガイドラインを設けましょう。
言うまでもありませんが、LINE、FacebookなどのSNSは数千万人の会員を得て、すでに電話やメールなどと同等のコミュニケーションツールとなっています。また、日常のビジネスコミュニケーションにおいても、使われることが増えています。
私もLINEやFacebookを用いて、社内外の人と仕事の話をすることがあります。
採用活動においても、担当者と学生がLINEでやり取りをするのは珍しいことではありませんので、内定者と個別にLINEを使って連絡を取り合っているという人事部長の行為が「即NG」とは言えない時代になってきていると思います。
ですから、人事部長にSNSでの接触を「なんとかやめてもらう」のではなく、「適切に使ってもらう」ように促してみてはいかがでしょうか。
例えば今回の場合、内定者の「一部」と限ってLINEによるやり取りしているということですが、それは、懸念されるような「ひいき」ではなく、「たまたま」かもしれません。
しかし、仰る通り「ひいき」と誤解されてしまう可能性はありますので、人事部長がどこかの場で内定者「全員」に対して、「ぜひ友達申請してください」「いつでもFacebookにメッセージを送ってきてください」などと伝えておくというのはいかがでしょうか。
その際、個人的には、プライベート性が高い(アカウントを教えないとつながることのできない)LINEよりも、氏名さえ分かればつながることができるFacebookでのやり取りのほうが、現時点では適切ではないかと思います。
あとは当たり前のことですが、(採用活動に限らず)SNSのリテラシーを高めるよう、プライバシー事項の扱い方、掲載してよいこと悪いこと、採用ブランドを下落させないための使い方のガイドライン(例えば、当人のキャラにもよりますが、スタンプを多用する採用担当者が学生にどう見えるのか)など、注意事項や過去のSNSによるトラブル事例などの告知を徹底していくことが重要だと思います。
このように、「禁止」するのではなく「使うことを前提」として、リスクを排除し、効果を高めるような教育をおこなうべきではないでしょうか。
ちなみに、採用担当者は多くの学生に会いますので、説明会やイベントなどに参加する都度、「友達申請可」ということを表明していくことで、瞬く間につながりの輪が広がります。
そういう意味では、むしろ積極的にSNSの活用を試みることをおすすめします。
私の知人の採用担当者も、意識的に活用することで数千人のフォロワーを得ることができ、自社の採用イベントなどを告知する際の広報力や集客力をあげることができています。
当然ながら、採用担当者個人のコミュニケーションスキルや人としての魅力によって成果は変わりますが、「学生が、(学生にとっては自社の顔である自分を)フォローしようと思うかどうか」も、自らの採用活動がうまくおこなえているかどうかのフィードバックの一つだと考えて、臆せずどんどん実践してみてはいかがでしょうか。