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事前に関係性構築できている学生をしっかり選考へと導く方法は?集める/広報する

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事前に関係性構築できている学生をしっかり選考へと導く方法は?


当社は人当たりのよい社員が多く、インターンシップやセミナーといった選考の前段階で、多くの学生と良い関係性を構築できていると感じております。

しかし、いざ選考となるとそうした学生からの応募がないことが多く、頭を悩ませています。

人気業界・人気業種でないことも影響しているとは思うのですが、そうした中でも会社として、一度関係性を構築した学生をしっかりと選考へと導く策はないものかと考えております。

( 保険業/従業員規模 500~1000人未満/採用業務経験 3~5年 )

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学生が応募しなくてもジャッジすることは自由です!

やや乱暴に聞こえるかもしれませんが、リレーションがあるのであれば、応募という正式な選考ルートに乗せることは重視せずに、どんどん社内のジャッジを進め、会社として彼/彼女を採りたいという意思のオーソライズを進めてしまってはいかがでしょうか?

人と人とが出会えば、相手に対して何らかの印象を必ず持つわけであり、それを防ぐことは不可能です。

企業にとっても学生にとっても、面接という正式な選考の場だけがジャッジの場ではありません。
食事をしながら話したり、就職相談に乗ったりするだけでも、十分な時間があれば、面接と同様のジャッジをすることは可能です。

ですから、「面接を受けませんか?」「うちに応募しませんか?」といったいかにも採用活動と直結するような問いかけなどはせずに、 まずは、「よかったら、飲みにいかない?」 「よかったらうちのこういう人に会ってみない?」 というような気軽な内容で誘ってみてはいかがでしょうか。

無論、こちらの意図としては 「実質の選考」 を進めるということです。
そして、会わせる人は選考と同じ立ち位置・権限を持っているような人です。
そういう「偉い人」に「気軽に」会ってもらって、「フラットに」会話や相談をしてもらうのです。

この際、当然ながら、面接のような堅苦しい場作りは絶対にNGです (「偉い人」 には、場の意味を納得しておいてもらう必要があります)。
場所が居酒屋であろうが、会議室であろうが、複数人であろうが、本質的に対象者をジャッジできるかどうかには関係がありません。

そして、無事その「偉い人」のOKが出れば、次の「偉い人」や社長などの最終決裁者にも、可能であれば会ってもらいましょう。

会う口実は、社長であれば「企業のトップの人がどんなことを考えているか、聞いてごらん」「社長に君の話をしたら、どうしても会ってみたいというんだよ」など、何とでもいいようはあります。

そうすれば、正式な選考などは一切通さずに、(学生から見れば誠に勝手ながらも) 企業は、その学生を欲しいという意思決定をすることができます。

そうなれば、あとは学生の問題です。
勿論、まだインフォーマルに企業側からアプローチをしたのみの状態ですから、そこから学生の正式な応募を促すのが難しいことには変わりありません。

しかし、企業側からしてみればもう実質の選考は「済んでいる」状態なのですから、採用担当者は迷いなく思い切って学生を口説くことができます。
なぜなら、口説いたのに不合格ということがないからです。

この場合、迫力も真剣度も違ってきますから、学生も通常以上にきちんと考えてくれる可能性が高まります。

そして、学生が晴れて正式に「受けたいです」となった際にも、後工程数は極小です。
本当は「すでに終わっている」ので、社長などの最終決裁者に再度合わせるもよし、意思確認の面接を儀式的にするもよし、です。

またその際、学生に「実はあれが面接だったんだよ」などと告げる必要はありません。
むしろ、最終面接などは「晴れ舞台」「儀式」として、形式通りきちんと実施するべきです。

こうした手法は私自身何度も試してきましたが、それまでフラットに会ってきた学生に再度「正式に」会っても、特に違和感はありませんでした。


さて今回の回答、ややアクロバティックで採用倫理的にどうなのかと思われたかもしれませんが、初めにも述べましたように、「どんな会い方でも、実質はジャッジをしている」わけですから、その場がどこであれきっかけが何であれ、行っていることは同じだと思います。

また、学生にとっても特段デメリットはないはずです。
会いたくなければ断るでしょうし、最終的に受けなければおしまいです。ご飯をご馳走したり本当にちゃんと進路相談に乗ってあげたりすれば、その会社を受ける受けないに関わらず、まずはプラスになると思います。


昨今の採用は「定型化」していますが、個人的には、もっと多様化していけばよいと思っています。

よく就職や採用は「結婚のようなもの」といわれますが、結婚には、お見合いや婚活会社経由などのフォーマルなルートもあれば、職場や学校の中で出会うなどのインフォーマルなルートもありますよね。

就職や採用も同様に、さまざまな出合い方があってもよいのではないのでしょうか。

そしてその際、双方が「内心で」どのように思っているかは、あまり関係がないと思います。

ですから、今回述べたような「ゆるい採用」ともいえるインフォーマルな選考の進め方も 「あり」なのではないかと思っている次第です。ご参考になれば幸いです。
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