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インターンシップをスケジュール通りに進めるコツはありますか?集める/広報する
インターンシップをスケジュール通りに進めるコツはありますか?ディスカッションなど、話し合いになると時間がオーバーしてしまいがちです。
夏に実施したインターンシップでのことです。グループディスカッションがうまく進まず、余裕のあるスケジュールだったにも関わらず、時間オーバーとなってしまいました。スケジュール通り上手に進行する秘訣はありますか?
( 製造業/従業員規模 500~1000人未満/採用業務経験 1~3年 )
役割や進め方を決めてあげてはいかがでしょうか
グループディスカッションは難しい選考手法
グループディスカッションは、学生にとっても評価する担当者にとっても、難易度の高い選考方法です。言葉のやり取りだけで済む面接とは異なり、見知らぬ参加者同士で役割分担し、突然与えられた馴染みのない問題について、評価基準もわからないままとりあえずディスカッションしなくてはならない。試行錯誤も色々と入るので、結果的に多くの時間を費やし、スケジュール通りに進まないというのは、とてもよくあることです。
フリーな場での言動を見たいと言うけれど
そんなグループディスカッションを企業が導入する理由は様々ですが、理由として多いのは、「素」の学生の言動を見たいというものです。グループディスカッションは、面接のようにある程度形式が決まっているものではないので、あらかじめ準備ができないという点は大きいでしょう。特に、その場においてどんな役割を果たすのか、ファシリテーターなのか、アイデアマンなのか、タイムマネジメントをするのか、議事録を取るのか、などといったことを見たいという企業は多いようです。学生側も、どのような役割をするかで成否が決まると考えているようで、最初は役割をどう決めるかの話でもめたりします。また、進め方も、「まずは原因分析を5分ぐらい行って」「10分前にはもうどちらか決めよう」云々と、議論をしたりします。しかし、それは無駄ではないでしょうか。
役割争奪戦に意味はない
私は、グループディスカッションで最も見るべきは、「言動の中身」だと思っています。どんな役割を担ったかや時間配分の仕方などでは、学生の本質を評価することなんてできないのではないかと思います。そもそも本来、「役割意識」というものは、「自分が与えられている役割に囚われず、場を見て必要な時に必要なことをして、貢献する」というものです。社長という役職に就ければリーダシップを発揮する、というような人は社長にはなれません。ですから、表面的な役割などむしろどうでもよく、最初にランダムに決めてあげればよいのです。与えられた役割は役割として果たしながら、そこからどれだけ必要に応じて柔軟にはみ出して行動や発言ができるか、それを見るべきではないでしょうか。
タイムマネジメントはしてあげればよい
グループディスカッションの時間をどう使うかでその人を評価する、というのもよくわかりません。実際のビジネスシーンで考えても、1時間をどのように使うかマネジメントする機会はそう多くはないでしょう。むしろ、「今日8時間をどのように使おう」だとか、長期プロジェクトならば「この3カ月、1年間をどう使おう」といったことの方が一般的だと思われます
。1時間という非常に短い時間において、分刻みで細かくタイムマネジメントができるかどうかということがそんなに重要でしょうか。むしろ、会社側が最初からタイムマネジメントをしてあげて、最初の何分で何をして、次に何分で何をして…と決め、時間になればその都度アナウンスしてあげる。そうすることで、学生は議論に集中できることでしょう。
中身に集中させる
要は、できる限り議論に集中させてあげるために、役割も時間割も全部決めてあげて、それを全部会社側がマネジメントしてあげればよいということではないかということです。そうすれば、そもそも時間が遅延するというようなことは起こりませんし、議論の中身に集中できることで、学生さんの本当の実力を知ることができるのではないでしょうか。また、会社の中でのディスカッションは、最初から役割とアジェンダと時間が決まっていますよね(決まっていないなら、それはそれで問題ですが)。それなら、会社で行われるのと同じ条件でディスカッションをさせることに何の問題がありますでしょうか。ぜひご検討いただければと思います。
グループディスカッションは難しい選考手法
グループディスカッションは、学生にとっても評価する担当者にとっても、難易度の高い選考方法です。言葉のやり取りだけで済む面接とは異なり、見知らぬ参加者同士で役割分担し、突然与えられた馴染みのない問題について、評価基準もわからないままとりあえずディスカッションしなくてはならない。試行錯誤も色々と入るので、結果的に多くの時間を費やし、スケジュール通りに進まないというのは、とてもよくあることです。
フリーな場での言動を見たいと言うけれど
そんなグループディスカッションを企業が導入する理由は様々ですが、理由として多いのは、「素」の学生の言動を見たいというものです。グループディスカッションは、面接のようにある程度形式が決まっているものではないので、あらかじめ準備ができないという点は大きいでしょう。特に、その場においてどんな役割を果たすのか、ファシリテーターなのか、アイデアマンなのか、タイムマネジメントをするのか、議事録を取るのか、などといったことを見たいという企業は多いようです。学生側も、どのような役割をするかで成否が決まると考えているようで、最初は役割をどう決めるかの話でもめたりします。また、進め方も、「まずは原因分析を5分ぐらい行って」「10分前にはもうどちらか決めよう」云々と、議論をしたりします。しかし、それは無駄ではないでしょうか。
役割争奪戦に意味はない
私は、グループディスカッションで最も見るべきは、「言動の中身」だと思っています。どんな役割を担ったかや時間配分の仕方などでは、学生の本質を評価することなんてできないのではないかと思います。そもそも本来、「役割意識」というものは、「自分が与えられている役割に囚われず、場を見て必要な時に必要なことをして、貢献する」というものです。社長という役職に就ければリーダシップを発揮する、というような人は社長にはなれません。ですから、表面的な役割などむしろどうでもよく、最初にランダムに決めてあげればよいのです。与えられた役割は役割として果たしながら、そこからどれだけ必要に応じて柔軟にはみ出して行動や発言ができるか、それを見るべきではないでしょうか。
タイムマネジメントはしてあげればよい
グループディスカッションの時間をどう使うかでその人を評価する、というのもよくわかりません。実際のビジネスシーンで考えても、1時間をどのように使うかマネジメントする機会はそう多くはないでしょう。むしろ、「今日8時間をどのように使おう」だとか、長期プロジェクトならば「この3カ月、1年間をどう使おう」といったことの方が一般的だと思われます
。1時間という非常に短い時間において、分刻みで細かくタイムマネジメントができるかどうかということがそんなに重要でしょうか。むしろ、会社側が最初からタイムマネジメントをしてあげて、最初の何分で何をして、次に何分で何をして…と決め、時間になればその都度アナウンスしてあげる。そうすることで、学生は議論に集中できることでしょう。
中身に集中させる
要は、できる限り議論に集中させてあげるために、役割も時間割も全部決めてあげて、それを全部会社側がマネジメントしてあげればよいということではないかということです。そうすれば、そもそも時間が遅延するというようなことは起こりませんし、議論の中身に集中できることで、学生さんの本当の実力を知ることができるのではないでしょうか。また、会社の中でのディスカッションは、最初から役割とアジェンダと時間が決まっていますよね(決まっていないなら、それはそれで問題ですが)。それなら、会社で行われるのと同じ条件でディスカッションをさせることに何の問題がありますでしょうか。ぜひご検討いただければと思います。