お電話でのお問い合わせは

0120-98-3454 受付時間 9:00〜18:00(土日祝祭日を除く)

※電話内容については、正確を期すため録音しております。

今年の就活生が特に求めている情報はどんなものがありますか?集める/広報する

Q

今年の就活生が特に求めている情報はどんなものがありますか?


会社説明会の開催を予定しており、
企業・学生の両者がともに有意義な時間を過ごせるようにしたいと考えています。
今年の学生の求めていることはどんな事でしょうか?

( 製造業/従業員規模 500~1000人未満/採用業務経験 1~3年 )

Q
あなたの会社についてだけなく、業界や就職活動について知りたがっています。

今はもう「会社説明会」自体に人気がない、これが事実です。

日々学生に接して彼らの本音を聞いていると、会社説明会自体の評判がそもそもあまりよくありません。「知らない会社の会社説明会が一番つまらない」とさえ言う学生もいます。採用難時代のなせるわざでしょうが、学生には有名企業がこぞってスカウトメールなどでアプローチしてきていることもあり、(特に、就職活動の初期において)自分から知らない企業のことをわざわざ詳しく勉強しようとはなかなか思えないようです。ですから、何の工夫もない定番の会社説明会を採用活動の第一関門にしてしまうと、「そんな面倒なものに出なきゃならないなら、もう受けるのをやめよう」と辞退につながります。しかも、引く手数多の優秀層ほどその傾向が強いのです。


「就職活動に役立つものなら行ってもいい」

では、どうすればよいのか。これについても学生に聞くと「就職活動全般に役立つような内容のセミナーなど、自分にとって得なものであれば参加してもいい」という声が多いです。すでにそれがわかっている多くの企業では実践済みですが、例えば自社のことについて詳しく伝える「会社説明会」ではなく、自社の属している業界の状況について、トップ企業や新興企業など他社のことまで含んだ「業界説明会」に変更すれば、自社にそれほど興味がないような人であっても、「その業界のことが学べるのであれば」と参加する可能性があります。他にも、就職活動全般に役立つことも人気です。模擬面接が受けられたり、パーソナリティテストの結果をフィードバックしてくれて自己分析の手助けをしてくれたり、そういうコンテンツの会は一定の学生が集まります。


自社を目指していない人を集めて効果があるのか?

さて、そういう話を聞くと、「自社に興味のない人を集めることで、最終的に採用に結びつくのだろうか。本当に意味があるのか?」と疑問に思う人もいることでしょう。これに関しては、「やり方次第」としか言えませんが、きちんと後工程を行えば、自社の会社説明会を最初の学生の受け皿企画としなくても、採用につながるケースはいくらでも見てきましたので、「効果はある」と言い切れます。新卒採用において、学生の志向は中途採用の転職者ほどには固まっていません。ですから、どんなコンテンツで惹きつけようと、「ともかく会う」「接点を作る」ことが重要で、出会いさえすれば、採用担当者の皆さんの動機付け力の高さや、そういう機会を作るかどうかで、最終的に自社に興味を持ってもらうことは十分可能なのです。


懇親会の設定は必須

 このために重要なのは「懇親会」です。自社めがけてくるわけではない人に、自社と直接関係ない「業界」や「就職活動」のコンテンツをインプットして、そのまま帰らせてしまっては、学生からすれば単に「ありがとう」「よくはわからないけど、ただで役立つ情報を提供してくれたいい会社があった」で終わってしまいます。ブランディング的にはそれでも悪いわけではありませんが、採用につなげるのであれば自社社員と参加学生との接点を作らなくてはいけません。自社の事業の魅力で来ない人を相手にするわけですから、残る動機付けのチャネルは「人」です。人の良さ、相性を知ってもらうためには、フラットにコミュニケーションができる機会が必要ですが、それが「懇親会」なのです。


効果的な懇親会のコツ

 採用活動における懇親会運営にはいくつかのコツがあります。一つは必ず着座形式でやるということです。学生の座席も自社の社員がどこに座るのかについても決めておきます。目的はコミュニケーションのコントロールです。誰と誰は相性が良さそう、誰とは合わなさそうと吟味して、座席は決めるべきです。そして、タイムマネジメントをきちんと行って、社会人が各テーブルを回る形式にします(学生は動かさない)。最短でも20~30分ぐらいは1つのテーブルに留まり、社員と学生が話をする必要があります。このような工夫をすることで、こちらが学生を動機付けするための情報を適切にインプットできるのです。その際、多くの会社で飲食もつけているようです。焼肉屋さんで懇親会を行うような会社もあります。学生さんが喜ぶことを考えれば、そういう工夫もあります。


イメージできる「読後感」

このように、「自社を知れる」ではなく「業界を知れる」「就職活動に役立つ」で集め、社員と深いコミュニケーションができる「懇親会」を実施することで、学生はどんな「読後感」を持つでしょうか。これも学生自身に聞くとこのような感じです。「会社には興味がなかったけど、提供コンテンツが面白い、役立つものだと思ったので来てみた。これは期待通り面白かった」(コンテンツがつまらなければ逆効果ですが)、「こんな良いコンテンツを提供してくれる会社は学生のことを思ってくれているなあと好感を持ったし、懇親会で話した社員の方もとても話しやすく、憧れるような人だったので、彼らがやっている事業や働いている会社にも少し興味が出てきました」。こんな感想を持ってもらうことを目指してみてはいかがでしょうか。
ページトップへ