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学生の印象に残るようなセミナーにしたいのですが、どのような工夫をすればよいでしょうか?集める/広報する

Q

学生の印象に残るようなセミナーにしたいのですが、どのような工夫をすればよいでしょうか?


来年度の新卒採用戦略を考え始めています。
学生の印象に残るようなセミナーを実施し、満足度を高めることで応募数の増加につなげたいと考えています。どのような工夫をすればよいのか、アドバイスをお願いします。

( 情報サービス業/従業員規模 50~100人未満/採用業務経験 3~5年 )

Q
情報を 「自分ごと」 として捉えさせ、量と質の両面から向上させましょう

採用セミナーは、いかに説明したことを (他人ごとではなく) 自分のこととして考えてもらえるかが大切です。

では、セミナーで受け取った情報を、他人ごとではなく、自分ごととして捉えてもらうにはどうしたらよいでしょうか。

他人ごとを自分ごとに転換させるためには、「人から聞いたことを (自分の頭で) 再度なぞってみる」という行為を促す必要があります。

さらに、「ただなぞるのではなく、改めて自分なりに考えてアウトプットする」ように促すと、さらに「自分ごと」という意識が強まります。

そのような効果と、セミナーの開催スタイル (使用ツール) の関係を表したものが以下の図です。

セミナースタイルと学びの効果

もっともシンプルな開催スタイルである、座学で紙資料を用いるスタイルの場合、そもそも発信した情報を 「自分ごと」 として受け取らせることは難しく、そのような効果についてはあくまで受講者の姿勢に委ねられることになります。

動画や、社員の話を聞かせる場合も同じで、その内容が受講者の興味にまさしく合致したような偶然を除き、内容をよく理解したとしても、それを自分ごととして捉えてもらうような効果までは期待できません。

ただ、そうした場合でも、別の機会に面談などをセットして、セミナーで受け取った情報を自分ごととしてしっかりと考えてもらうような施策を検討することは可能です。

その際には、先ほど述べたように、「人から聞いたことを (自分の頭で) 再度なぞってみる」行為を促します。

例えば、グループディスカッションやグループワークは、アウトプットを求める過程で、「自分だったら……だな」、「自分だったら……したいな」といったように、与えられた情報を自分のこととして捉え直させる行為が発生します。

そして、その内容に、自分らしさや、社会性 (自分がすべきだという意味) が感じられると、「将来の仕事候補」として応募につながることになります。

また、セミナーそのものに対して「楽しい」と感じさせることができれば、それも応募者を増やすことにつながります。ワークのゲーム化 (ゲーミフィケーション) などがこれにあたります。

ゲーミフィケーションを実現するには、クエスト (課題をクリアすると次のステージに進めるような仕立て)やバッジ(クリアするとバッジなどの報酬がもらえる)、対戦(複数のチームで競わせる)といった要素を取り入れることが知られています。

他にも、最近ではよく自社の事業を「カードゲーム」化するなどの方法も見られます。

ただし、ゲーム性が強くなってしまうと、「自分のこと」として情報を捉え直す機能が弱まり、「ゲームとして楽しいかどうか」ということが印象を支配してしまうので、応募者が増えたとしても、最終的に良い結果につながるとは限りません。

つまり、ゲームの面白さに惹かれただけのような応募者を増やすのではなく、応募者の量を増やしつつ、質を高める努力を同時に行う必要があるということです。

仕事について、なるべくリアルな情報に基づいて、自分ごととして考えさせる行為は、マッチングの質を高めることでもあります。

セミナーの企画を検討される際には、ぜひ以上のことを参考にしていただき、一回で大成功を目指すのではなく、自社なりの経験値を高め、オリジナル性の高い効果的なセミナーを作りあげていくことが大切だと思います。
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