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OB・OG訪問を効果的に運用したい。留意すべきことは?準備する/採用計画
OB・OG訪問を効果的に運用したいと考えています。何か留意すべきことはありますでしょうか?
当社では、毎年OB・OG訪問を受けています。
採用に向けてより有効的な手段とするために、何か留意すべきポイントがあれば教えていただきたいです。
( 自動車ディーラー/従業員規模 100~300人未満/採用業務経験 3~5年 )
「OB・OG訪問でないと来ない層」 にアプローチしましょう
●工夫をしなければ、プラスαの施策にはなりにくい
自社を志望してくれる学生のためにOB・OG訪問を受け付けることは、その学生にとっても企業にとってもよいことだと思います。しかしながら、やり方によっては、負荷の割にプラスαの効果が薄い施策にもなりかねないのがOB・OG訪問です。なぜなら、「OB・OG訪問を受け付けますよ」 と広報し、反応してくれた学生に対して個別面談などの対応を行うだけなら、リクナビで広報して会社説明会に来てくれる層とかぶるからです。言い換えれば、OB・OG訪問を受け付けるという面倒なことをしなくても、呼べば会社説明会に来てくれるわけですので、そこで対応をすれば効率的ではないかということです。もちろん、OB・OG訪問にわざわざ来てくれる層は、自社に対して志望度の高い層と言え、その層を 「確実に」 つかまえておくためにOB・OG訪問を行う、という意図であれば問題は特にありません。ただ、候補者集団を拡大したり、レベルアップを図ったりすることにはつながらないでしょう。
●個別対応でなければ来ない層にアプローチする
では、どのような工夫をすればよいか?私がまずお勧めするのは、OB・OG訪問のような丁寧な個別対応がなければ来ない層に向けた施策にするということです。言い方は悪いですが、説明会に来てくれる層は説明会で対応。プレエントリーはしてくれるものの、説明会の呼び込みDMなどを送っても、うんともすんとも反応しない層があれば、そこに 「OB・OG訪問ならどうですか?」 と打診をしてみるのです。常識的にはOB・OG訪問は 「学生から希望してきたものを会社が受け付けるもの」 と思うことでしょうが、それに縛られる必要はありません。来ない層にこちらからアプローチするからこそ、プラスαの施策になるのです。ですから、OB・OG訪問の案内は、 「説明会に来ない層」 にします。全体に対して案内を行うと、上述のように説明会に来る層がまた来ます。マンパワーが十分なのであれば、もちろんダブっても構わないのですが、そうでなければ説明会に来ている層はあえて外すのも一手です。また、その際は、メールではなく電話でのアプローチが望ましいでしょう。若者が電話を嫌うのは事実ですが、就職活動モードの学生であれば電話は取ります。メールで反応しない層に対して、またメールでアプローチしても厳しいと思います。
●OB・OGの方から訪問する
また、常識では 「学生からOB・OGに訪問するもの」 と思うことでしょうが、こちらも囚われる必要はありません。こちらから積極的にアプローチするにもかかわらず、会う形態だけは従来と同じく 「学生側から訪問してもらう」 というのはいかにも中途半端です。会い方も 「OB・OGから訪問する」 ことにする方がよいでしょう。電話などでの言葉遣いとしても 「OB・OGに訪問してみませんか」 ではなく、 「OB・OGと一度お会いして話してみませんか。こちらから、お近くの場所に伺います」 とします。そして、学校の近くのカフェなどでアポを取って面談を行えば、これまで会社説明会では来てくれなかった層に会える可能性は高まります。加えてアポを取る際に、 「もし、よろしければご友人などとご一緒にお越しいただいても構いません」 などと付け加えれば、学校の近くであれば友人を連れてきてくれるかもしれません。
●OB・OGに帰省してもらえれば、さらに効果的
この手法をさらに広げて行うのであれば、母校が遠方にあるOB・OG社員に協力を仰ぎ、入っていたゼミやクラブ・サークルに長期休暇や週末で交通費を出して帰省をしてもらうというのも効果的です。遠方からわざわざやってきてくれたOB・OGであれば学生も歓迎してくれそうですし、会社の費用で宴席などを設けてもらって懇談の場を作ることで、会社や仕事に興味を持ってもらうことができれば、その後の採用活動にもつながっていくかもしれません。また、遠方であればあるほど、OB・OGが帰省してくるなどということがあまりないでしょうから、もし自社に合う人を見つけたら、あまり競争しないで採用できる可能性が高まるため、この手の方法は効果があります。ぜひ一度ご検討ください。
●工夫をしなければ、プラスαの施策にはなりにくい
自社を志望してくれる学生のためにOB・OG訪問を受け付けることは、その学生にとっても企業にとってもよいことだと思います。しかしながら、やり方によっては、負荷の割にプラスαの効果が薄い施策にもなりかねないのがOB・OG訪問です。なぜなら、「OB・OG訪問を受け付けますよ」 と広報し、反応してくれた学生に対して個別面談などの対応を行うだけなら、リクナビで広報して会社説明会に来てくれる層とかぶるからです。言い換えれば、OB・OG訪問を受け付けるという面倒なことをしなくても、呼べば会社説明会に来てくれるわけですので、そこで対応をすれば効率的ではないかということです。もちろん、OB・OG訪問にわざわざ来てくれる層は、自社に対して志望度の高い層と言え、その層を 「確実に」 つかまえておくためにOB・OG訪問を行う、という意図であれば問題は特にありません。ただ、候補者集団を拡大したり、レベルアップを図ったりすることにはつながらないでしょう。
●個別対応でなければ来ない層にアプローチする
では、どのような工夫をすればよいか?私がまずお勧めするのは、OB・OG訪問のような丁寧な個別対応がなければ来ない層に向けた施策にするということです。言い方は悪いですが、説明会に来てくれる層は説明会で対応。プレエントリーはしてくれるものの、説明会の呼び込みDMなどを送っても、うんともすんとも反応しない層があれば、そこに 「OB・OG訪問ならどうですか?」 と打診をしてみるのです。常識的にはOB・OG訪問は 「学生から希望してきたものを会社が受け付けるもの」 と思うことでしょうが、それに縛られる必要はありません。来ない層にこちらからアプローチするからこそ、プラスαの施策になるのです。ですから、OB・OG訪問の案内は、 「説明会に来ない層」 にします。全体に対して案内を行うと、上述のように説明会に来る層がまた来ます。マンパワーが十分なのであれば、もちろんダブっても構わないのですが、そうでなければ説明会に来ている層はあえて外すのも一手です。また、その際は、メールではなく電話でのアプローチが望ましいでしょう。若者が電話を嫌うのは事実ですが、就職活動モードの学生であれば電話は取ります。メールで反応しない層に対して、またメールでアプローチしても厳しいと思います。
●OB・OGの方から訪問する
また、常識では 「学生からOB・OGに訪問するもの」 と思うことでしょうが、こちらも囚われる必要はありません。こちらから積極的にアプローチするにもかかわらず、会う形態だけは従来と同じく 「学生側から訪問してもらう」 というのはいかにも中途半端です。会い方も 「OB・OGから訪問する」 ことにする方がよいでしょう。電話などでの言葉遣いとしても 「OB・OGに訪問してみませんか」 ではなく、 「OB・OGと一度お会いして話してみませんか。こちらから、お近くの場所に伺います」 とします。そして、学校の近くのカフェなどでアポを取って面談を行えば、これまで会社説明会では来てくれなかった層に会える可能性は高まります。加えてアポを取る際に、 「もし、よろしければご友人などとご一緒にお越しいただいても構いません」 などと付け加えれば、学校の近くであれば友人を連れてきてくれるかもしれません。
●OB・OGに帰省してもらえれば、さらに効果的
この手法をさらに広げて行うのであれば、母校が遠方にあるOB・OG社員に協力を仰ぎ、入っていたゼミやクラブ・サークルに長期休暇や週末で交通費を出して帰省をしてもらうというのも効果的です。遠方からわざわざやってきてくれたOB・OGであれば学生も歓迎してくれそうですし、会社の費用で宴席などを設けてもらって懇談の場を作ることで、会社や仕事に興味を持ってもらうことができれば、その後の採用活動にもつながっていくかもしれません。また、遠方であればあるほど、OB・OGが帰省してくるなどということがあまりないでしょうから、もし自社に合う人を見つけたら、あまり競争しないで採用できる可能性が高まるため、この手の方法は効果があります。ぜひ一度ご検討ください。