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昨今の若者に対して、どう「OJT」を進めていくか?OJTの進め方育てる/定着・育成
昨今の若者に対して、どう「OJT」を進めていくか?
最近の若者とは意識や考え方のギャップが大きく、戸惑うことが少なくありません。そうした若者を、実際の「OJT」ではどのように指導していけばいいのでしょうか。
そもそもOJTとは、部下がある分野のプロフェッショナルとして育つために、上司が仕事を通じて指導していくことです。ですから、価値観が違うことで悩むことよりも、仕事のプロとしての「範」を、日常業務を通していかに示していくか、ということを考えるべきではないでしょうか。 そのためにも、上司は部下の成長段階を意識し、指導していく必要があります。その際のポイントとして、以下のような点が考えられます。
- 忙しい中でも、部下の話を聞く時間を必ず持つようにする。そうすることで、部下は自分に対する理解、共感があると考え、上司の言うことにも関心を示すようになる
- 日常管理に当たっては、部下の能力を的確にとらえて、本人の能力をやや上回る程度の目標を課し、目標達成による自信を持つことができるよう配慮・工夫を行う
- 部下の仕事ぶりで気付いたことを、すぐにその場で言うようにする。その際、その状況に最も適したやり方で、本人が納得できるように伝えていく
- アドバイスに際しては、初めから正解を言わずに、本人が自発的に問題点に気付けるよう考えさせる
- 何よりも日常的に、自らが「良い手本」を示していく
こうしたことを、常日頃から上司が理解し、実行していくことが大切です。