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人事担当者が面接時に陥りがちな「ハロー効果」とはどういう意味ですか?選ぶ/選考
「ハロー効果」とはどういう意味ですか?
人事・採用シーンにおける「ハロー効果」とは、査定対象者や面接対象者などを評価する際に、その人の目立った特徴や印象によって、対象者の評価が良くも悪くも左右されてしまう心理的錯覚のことです。人事・採用担当者が気づかぬうちに陥りがちなミスの一つです。
「ハロー効果」にはポジティブ効果とネガティブ効果があります。例えば、第一印象で清潔感がある、自分と同じ部活出身だ、優秀そうだという印象によって、その人物の人格さえも優秀であるかのように思えてしまうといったケースが代表的なポジティブ効果の例です。反対に、一つの悪い印象によってその人物の全てを低く評価してしまうネガティブ効果や、目立った一つの部分だけを評価し、他の部分は低く評価してしまうネガティブ効果も存在します。
「ハロー効果」を回避するためには、一人の考課者の判断によらず複数メンバーが判断する、評価基準となる査定方法を統一する、考課者の教育訓練を施すといったことなどが有効です。面接や査定を行う際は、先入観や錯覚を極力排除し、あくまで事実による公正な評価を行いたいものです。